南極は、地球の素顔が残る数少ない場所です。氷、大気、海、生き物などの変化が “そのまま” 観測できるため、地球環境を理解するうえでとても重要なフィールドになっています。 日本は70年間、南極で観測を続け、その積み重ねが気候変動の解明や未来予測に大きく貢献してきました。 本展は、その成果を「見て学ぶ」だけでなく「体験しながら理解できる」展覧会です。 まるで自分が南極に上陸するかのような没入感を得られる壮大な大型映像。そして、強風の中を進むような体験ができるブリザード体験や、何十万年も前の地球の記録が刻まれたアイスコア、南極で見つかった隕石、生き物の標本展示など、極地で行われている科学のリアルを実感できます。 さらに、氷河やオーロラの映像、昭和基地の紹介を通して、観測隊がどんな環境で研究を続けているのかがわかります。 南極を知ることは、地球の過去と未来を知ること。 本展は、その入口となる“体験型の科学の旅”です。南極観測70周年を記念して、南極観測を体験できる特別展がこの夏、開催されます。
本展入口で「ミッションシート」をお渡しします。会場内にある「隊長スポット」を巡りながら、南極観測・研究に関するミッションに取り組み、ミッションを達成すると本展の「特別南極観測隊員」として認定。より主体的にお楽しみいただける“体験型”展示になっています。
累計ご来場者カウント、下3ケタ777番となったご来場者様に、本物の南極の氷をプレゼント!氷を水に浮かべると、長い年月閉じ込められていた空気が静かに立ちのぼり、“パチパチ”とした音が南極で積み重なった時間をそっと知らせてくれます。 ※配布方法については変更させていただく場合もございます。その際には公式Xにてご案内いたします。
2026年、南極観測は70周年を迎えます。 1956年11月8日、第1次南極地域観測隊を乗せた南極観測船「宗谷」が東京を出港しました。翌1957年1月29日には昭和基地が開設され、日本の南極観測の挑戦が幕を開けました。 南極観測の原点には、時代を超えて、未知の世界に挑み、科学の力で人類の未来に貢献しようとする、探究と挑戦の精神が息づいています。 大南極展では、来場者の皆さんに特別南極観測隊の一員となっていただき、観測隊の活動や南極の自然を体験していただきます。是非、多くの皆様にご来場いただき、観測隊の探求と挑戦の精神に触れ、共に未知の世界に挑む気持ちを分かち合っていただければ幸いです。
国立極地研究所長野木 義史
2026年夏に、日本科学未来館において特別展「大南極展」が開催されるとのこと、心よりお喜び申し上げます。第67次南極地域観測隊は、昭和基地での夏期活動をほぼ終了しつつあるところです。 国内の皆様からの応援が力になり、例年にない海氷状況の中でも、無事にほぼ計画通りの活動ができています。 大南極展を通じ、多くの皆さんが、南極地域観測隊の最先端の発見や隊員の活動に直に触れていただき、更に興味関心を深めていただけることを期待しています。
第67次南極地域観測隊長青木 茂
【混雑時の整理券配布方法についてのご案内】